第2回 狂言と琵琶を楽しむ会

第2回 狂言と琵琶を楽しむ会

第2回のテーマは、酒と泪と男と女!

薩摩琵琶の千山ユキさんとの伝統芸能ユニット「和楽座」による、伝統芸能公演。
ご好評いただきました東京公演に続いての第2弾は、京の酒処、伏見の大光寺さんを舞台にお届けします。

「酒と泪と男と女」をテーマに、秋の風情と人情の機微のうつろいを描いた作品をお楽しみいただきます。
なかでも、古典狂言の名作「月見座頭」と創作琵琶「十五夜(月見座頭)」の競演の趣向や、公演を振り返ってのトークコーナーなど、和楽座ならではのプログラムをご用意しております。

伝統芸能を五感でじんわりほろりと楽しむ一日にしていただけましたら幸いです。
多数のお運び、心よりお待ち申し上げております!

 

プログラム

琵琶「義経」
戦場での活躍から一転、兄頼朝に追われる義経一行。愛しい人との別れと困難な旅路

狂言「因幡堂」
大酒飲みの妻に愛想を尽かした男は、新しいお嫁さんを探しに因幡堂へ。それを知った妻の反撃や如何に?!

琵琶「十五夜(月見座頭)」
ある十五夜の夜。歌に舞にと風流な時間が流れます。そして、座頭へ向けられる優しき人のほんの出来心……。

狂言「月見座頭」
虫の音を聴くため野辺を訪れた盲人と、月見に出掛けた男がふと意気投合して……。
秋の風情と人間心理の表裏を描き出した不朽の名作狂言です。

伝統芸能トーク
 実演家ならではの視点で、古典の楽しみ方をご紹介します。

出演者紹介

薩摩琵琶 千山 ユキ(ちやま ゆき)

岩手県奥州市(水沢)出身。東京都在住。薩摩琵琶鶴田流を岩佐鶴丈に師事。
各種コンサート・ライブ出演、録音や劇伴、舞踊や語りとの共演、企業CM所作指導など、多方面で活動を行う。
古典曲の演奏を主軸として、さまざまなジャンルの音楽家との共演や琵琶曲の創作、体験教室などに取り組み、古典芸能「薩摩琵琶」への入り口を広げている。
2021年に雅楽演奏家の佐藤愛美氏と共に演奏家団体「遊絃楽舎」を立ち上げ、雅楽と薩摩琵琶による主催公演を企画・実施。2022年より全国公演(大分・北九州・青森・岩手・神奈川)。
2023年 「日本琵琶楽コンクール」 第1位。文部科学大臣賞、NHK会長賞、鶴田錦史賞等受賞。
2021年、NHK邦楽オーディション合格。NHKFM「邦楽のひととき」出演。

日時 / 料金

○日時

令和6年 10月5日() 15時開演

14時半より開場、16時半ごろ終演予定

 

○チケット料金

前売:一般 3,500円 / 学生 2,000円
当日:一般 4,000円 / 学生 2,500円

 

チケットお申し込み

ご予約はこちら ▶ 和楽座チケット受付

ご質問などはこちら ✉ warakuza2024@gmail.com(和楽座)

 

会場

浄土宗 藤沢山 宝厳院 大光寺
(京都市伏見区伯耆町1-1)
TEL 075-601-4282

京阪「伏見桃山」駅より、徒歩5分

近鉄「桃山御陵前」駅より、徒歩6分

JR「桃山」駅より、徒歩13分

河田全休twitter